日本酒を求めて、浪漫溢れる「内子町」をねき歩きして来ました!
愛媛が誇る日本酒を求め、浪漫溢れる内子町をねき歩きして来ました。
⭐️ねき歩きとは?
「ねき」とは、内子の方言で「近く」の事で、この小エリアを愉しむ新たな町歩きの事だそうです。
DATA
名称:重要伝統建造物郡保存地区 八日市護国町
住所:愛媛県喜多郡内子町愛媛県のほぼ中央、県庁所在地である松山市から約40キロメートル (km) 南西に位置する。平地は、小田川に沿って開けており、旧・内子から上流は谷あいに集落が点在している
古くから大洲街道の交通の要衝として、また四国遍路の通過地として栄えた町である。江戸時代から明治時代にかけ、和紙と木蝋の生産で栄え、特に木蝋は品質の高さで海外でも評価されるほど名を馳せ、最盛期には全国生産の約30パーセントを占めた。大正時代以降は、石油や電気の普及によって木蝋生産は衰微したが、当時の繁栄ぶりを伺わせる商家群の町並みを「八日市道路」に沿って見ることができる。この歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
目次
- ねき歩き 町並みコース
- 高昌寺
- 八日市 護国の町並み
- 木蝋資料館 上芳我邸
- 登録有形文化財 旭館
- そば処 旧下芳我邸
- 商いと暮らしの博物館
- 内子座
- 酒六酒造
- 蔵 (酒屋さん)
- でんじろう(古民家風カフェ)
- アクセス
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ねき歩き 町並みコース
町並駐車場(有料 300円)に車を停め、護国町並み保存地区入口より内子座迄の往復 約2.3km をねき歩きするコースです。電車の方は、この逆往復で内子座からのスタートとなります。
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高昌寺
先ずは、駐車場側にある高昌寺を参りました。
タイの寺院でよく見られる涅槃仏が有りました
高昌寺(こうしょうじ)
愛媛県内子町城廻にある寺院。八日市護国地区(国の重要伝統的建造物群保存地区)の最上部に位置している。山号は護国山、宗派は曹洞宗、本尊は聖観音菩薩。新四国曼荼羅霊場の第五十番札所である。
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八日市 護国の町並み
高昌寺から100m程下り、右に曲がると町並保存地区です。案内表示が有るので、迷いようがないです。内子座までは、1160m。 散歩に最適な距離ですね〜
八日市 護国の町並みは、江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産によって栄えた面影が今も色濃く残ってます。
約600mの通りに伝統的な造りの町家や豪商の屋敷が当時のまま軒を連ね露店、工芸/民芸店、資料館、御宿、古民家風カフェが並んでます。
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木蝋資料館 上芳我邸
道沿いを進むと左手に、木蝋資料館が見えてきました。入場料は、500円ですがお得な3館共通券を購入し入場しました。
🌟3館共通券
木蠟資料館上芳我邸、商いと暮らし博物館、内子座の3施設を巡る方には共通セット券がお得です。
- 木蠟資料館上芳我邸入場券
- 大人500円 小人250円(団体割引:大人380円 小人200円)
- 商いと暮らし博物館入場券
- 大人200円 小人100円(団体割引:大人150円 小人80円)
- 内子座入場券
- 大人400円 小人200円(団体割引 大人300円 小人160円)
- 共通券(セット券)
- 大人900円 小人450円(団体割引 大人720円 小人400円)
木蠟生産で財をなした本芳我家の分家、上芳我家の住宅を資料館として使用。鬼瓦の上に帆掛舟をかたどった鳥衾(とりぶすま)や骨太の弁柄で塗られた出格子(でこうし)、なまこ壁が印象的です。
木蝋資料館
木蠟生産で財をなした本芳我家の分家、上芳我家の住宅を資料館として使用。鬼瓦の上に帆掛舟をかたどった鳥衾(とりぶすま)や骨太の弁柄で塗られた出格子(でこうし)、なまこ壁が印象的です。
約1300坪の広大な敷地内には、主屋、炊事場、釜場、仕舞部屋などの10棟が配されていて、豪商の暮らしぶりを感じることができます。主屋の背後には木蠟の生産方法や工程などを紹介した展示棟があり、伝統産業を今に伝える役割を果たしています。
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登録有形文化財 旭館
更に道沿いを進むと、森文醸造が現れます。
水戸の黄門様と酢卵がトレードマークになっており目立つので直ぐに分かります。
その森文醸造直ぐ手前を左に曲がると登録有形文化財 旭館です。大正時代に作られた映画館で昭和40年初期まで上映された様で風情満点。因みに、入場は出来ません。 外観の見学のみです。
旭館大正/1926/1946~1965改修木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積273㎡、塔屋付1棟登録年月日:20131224森文醸造株式会社登録有形文化財(建造物)切妻造桟瓦葺の旧映画館。西正面は中央をわずかに張出し、上端は起り付で三段に切下げ、繰形と歯飾りで飾る。中央入口上にヴェランダ、頂部に六角平面の太鼓櫓が載る。内部は正面側が舞台、両脇が通路で、奥寄りに二階客席を設ける。昭和前期の賑わいを伝える。
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そば処 旧下芳我邸
メイン通りに戻って下り、伊予銀内子支店が有る三叉路を右折。
左手にそば処下芳我邸が見えて来ました。
登録有形文化財に指定されている築140年の商家を改築した「下芳我邸」は、歴史的な趣のあるお店で地元の野菜にこだわった料理が味わえます。蕎麦好きなので迷わずここで腹ごしらえですね〜
店内は、風情を感じますね。テーブル席と座敷が有ります。
店員さんは、とても丁寧。
看板メニューの 野遊び弁当を注文しました。
蕎麦は、かけ又はざるが選べますが、粉雪が舞う寒い日だったのでかけにしました。
<野遊び弁当>
■蕎麦屋の卵焼き
■鶏手羽の照り照り
■刺身こんにゃく
■季節の地野菜の煮物
■海老と地野菜の天ぷら
■蕎麦(かけ又はざるを選択)
■おかか飯
■漬物
■デザート
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商いと暮らしの博物館
腹も満たしたので、ねこ歩き再開です。次は、商いと暮らしの博物館を見学しました。
商いの薬局や家屋での食事の風景や炊事の様子等をリアルな人形で表現してます。
近付くと当時の会話が流れます。
次は、いよいよ内子座です。大
大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝い創建された内子座。木造2階建ての瓦葺き入母屋作り、純和風様式の本格的な芝居小屋として建設されました。回り舞台や花道、桝席、楽屋などがあり当時の建築技術の粋が集められた建造物です。
近年、老朽化のため取り壊されるところ、地元住民の熱意により改修が決定。昭和60年(1985年)に復原工事が完了し、芝居小屋として再出発を果たしました。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されています。
花道を歩いて廻り舞台に立ったり、升席や二階席に座ったりと自由に見学できます。 奈落も見学できますが、底には行けません 笑)
奈落に降りてみました。
奈落とは、舞台や花道の床下の総称らしいのですが、なんと不気味な !
昔の床下は、「真っ暗闇で奈落(地獄)の底の様」 が語源との事です。
二階にも上がってみました。
看板が面白いですね〜 ラーヂ号ってどんな自転車なんでしょう? デカイ?
フライ号は飛ぶのでしょうか? コンピシブルって何? 笑
二階席から舞台を望みます。
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酒六酒造
蔵の見学まではしてませんが、内子座から直ぐの酒六酒造を訪ねました。
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蔵 (酒屋さん)
内子座迄戻り、そこから歩いて直ぐの蔵(酒屋さん)で日本酒の調達です。
この酒屋さんは、内子の郷土酒を揃えた専門店で、二階は蔵カフェとなっており、
酒の仕込み水を使ったコーヒーを淹れてくれるそうです。
住 所 | 喜多郡内子町内子2052 |
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電話番号 | 0893-44-2887 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
因みに、内子には酒六酒造と千代の亀酒造の2つの蔵が有ります。
●酒六酒造
酒六酒造の看板酒は、吹毛剣で文字通り切れ味満点の大吟醸で、
昨日の忘年会で飲んだのもこのお酒ですが正にキレキレです。
●千代の亀酒造
亀岡酒造は、凍結酒が有名です。
文字通り冷凍保存し、飲む際は半解凍しシャーベット状で味わいます。
因みに、秘蔵しずく酒が720mlで5140円。
銀河鉄道に至っては、なんと720mlで10340円。
開栓後、飲み切りなので庶民にはとてもとてもの価格ですが、
銀河鉄道は、一度だけ飲ませて貰った事が有ります。
で購入したのは、酒六酒造の「幸三郎(辛口大吟醸)」と「隠し剣(純米大吟醸)」
亀岡酒造の「千代の亀(純米吟醸)」
因みに、幸三郎は日本酒度が高い辛口でお勧めされましたが、
幸三郎は、杜氏の名前らしいです。
また、亀岡酒造の 「定番酒 千代の亀」は、それぞれラベルの亀の色が違い、親しみを込めてその亀の色で呼ぶそうです。
例えば、今回購入した純米吟醸は、亀が緑色なので緑亀。
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でんじろう(古民家風カフェ)
内子座から来た道を戻る途中、感じの良い古民家風カフェを見つけたので
一息入れる事にしました。お店の名前は、「でんじろう」。森文醸造の近くです。
住 所 | 愛媛県喜多郡内子町内子2633 |
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電話番号 | 090-6662-5688 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
ご予算 | でんじろうブレンドコーヒー 580円~ ぜんざい(お福餅入り) 700円 |
団 体 | 10名前後、要予約 |
定休日 | 水曜・木曜 |
駐車場 | 3台 |
コク(苦味)が強いコーヒーをお願いしましたが、好みの味で美味しかったです。
銘柄は、忘れてしまいましたが。
サービスで、クッキーや餡ころ餅を出してくれました。
マスターも店員さんも笑顔で心地良い空間です。 笑顔って大事ですね。
一息後、駐車場に戻り今回の「ねこ歩き」を無事終わらせました。
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アクセス
車:松山自動車道 内子/五十嵐IC 下車。国道56号線すぐ。