ぐれ坊の趣味の部屋

日々の仕事に悪戦苦闘しながら休日の趣味で息抜き!

「告白」PKO隊員の死 を読んで涙...

 自衛隊の派遣ばかりが注目される中、文民警察官として文字通り丸腰でカンボジア人の和平の為にカンボジアに派遣され、カンボジア人によって殺されたPKO隊員の実話

 

停戦破壊を認めない国連/政府の軋轢や隠蔽に翻弄され、痛み、苦しみ、遂に襲撃により殺された隊員の無念と悲しみ。頁を捲る毎に涙が溢れて...  💧

 

亡くなった高田隊員は、偶然同じ岡山県倉敷市出身。お墓も実家に近く、次回 里帰りの際は、お参りしようと思う。

 

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「終戦のローレライ」を読み、ケネディーの名言を想う。 

今週末は、冬らしい天候となり久しぶりに家でゆっくり読書。

暖かい部屋で好きな音楽聴きながら、珈琲や酒を傾けながらの至福の時間!

最高ですね〜 出不精も悪く無いです。

 

で読んだのは、「終戦のローレライ」 ... 

本文2段 ハードカバー上下 1000頁を超える大作でしたが、国家への思想と苦悩、

信頼と裏切り、変わる戦局と決断読みかけの下巻一気に読めました。  

 

単なる軍事海洋冒険物では無いですね〜

自分自身の生き方を考えさせらせる一冊でした ....    

 

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DATA 
書名:終戦のローレライ
著者:福井晴敏

出版社:講談社

 

2002年講談社より単行本が発売され、2005年に文庫化。その後『月刊アフタヌーン』(講談社)2005年3月号より、脚色:長崎尚志、作画:虎哉孝征漫画版が連載され、同じく2005年に『ローレライ』として映画化される。

第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞受賞。

 

 

  この本を読んで改めて、ケネディーの名言を思い出しました。

 

John F. Kennedy
 ジョン・F・ケネディ

 

 Ask not what your country can do for you;

 ask what you can do for your country.

 国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、

 あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。

 

国の為に何かが出来る程の人間では無いですが、

国を会社や家族に置換え、問いてます。